『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞した宇都宮出身の作家・門井 慶喜(かどい よしのり)さんの講演会が、3月1日19時より栃木県総合文化センターで開催されます。
入場は無料で、講演会終了後はサイン会が開催されます。
門井慶喜さんとは?

photo by 森清(講談社)
門井慶喜さんは1971年に群馬県桐生市で生まれ、のちに宇都宮に移ります。
宇都宮市立国本中学校、宇都宮東高校を卒業し、同志社大学に進学します。
卒業後は、帝京大学の宇都宮キャンパスに職員として勤務する傍ら小説を書き続けました。
現在は大阪に在住し、作家活動を続けています。
「門井 慶喜」とペンネームのような立派な名前ですが、
実は本名で、お父様が名付けたそうです、
歴史小説を多数発表される氏らしい名前ですね。
直木賞受賞作品「銀河鉄道の父」とは?
第158回直木賞を受賞した『銀河鉄道の父』は、『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』などで知られる宮沢賢治と賢治の父との親子関係を描いた作品です。
作品は宮沢賢治の父、政次郎の視点から進みます。
政次郎は事業を行いつつ町会議員も務めるなど、地元の名士となります。
息子の賢治とはぶつかりつつも支援を惜しまないなど、父子の機微が描かれています。
門井慶喜さん自身も3人の息子を子育て中の父親であり、お子様に買った「宮沢賢治」の学習マンガを読んで、作品の着想を得たそうです。
明治時代を舞台にしたミステリー『東京帝大叡古(えーこ)教授』
未開の地から江戸のまちづくりを描いた『家康、江戸を建てる』は共に直木賞候補作になっていました。
本作『銀河鉄道の父』は3度目の正直で受賞となりました。
栃木県総合文化センターの場所は?
栃木県総合文化センターは、県庁の目の前にあります。
住所 : 宇都宮市本町1-8
栃木県総合文化センターの駐車場は?
総合文化センターの利用者は、県庁駐車場が2時間無料で使用できます。
県庁駐車場の利用時間は21:30までなのでご注意ください!
また、周辺には多数コインパーキングがあります。
門井慶喜氏 直木賞受賞記念公演会
公演では宇都宮市の思い出や作家を目指すきっかけ、直木賞受賞作「銀河鉄道の父」の制作秘話をお話しいただきます。
日時 : 平成30年3月1日(木)
開場 : 18:30
公演会 19:00から20:30まで
公演終了後は門井さんのサイン会を行います
会場 : 栃木県総合文化センター サブホール
住所 : 宇都宮市本町1-8
定員 : 500名・当日先着順
主催 : 宇都宮市教育委員会生涯学習課