春木屋・AKAITORI（アカイトリ）｜宇都宮の歴史が詰まった名物黒カレー

『AKAITORI（アカイトリ）』は『春木屋』の喫茶部門で、第二大戦直後より宇都宮二荒山神社前に店舗を構える地元の老舗です。

TBSテレビ「バナナマンのせっかくグルメ」にも登場した黒カレーが名物です。

春木屋・アカイトリの場所は

アカイトリは二荒山神社前、馬場通り一丁目交差点のドン・キホーテ側の角です。

大通り側にはアカイトリの入口、旧パルコ側が春木屋の店舗です。

春木屋・アカイトリの住所：栃木県宇都宮市馬場通り２丁目３−１０

アカイトリの店内は

店内は、喫茶店ながらセンスのよい雑貨が展示されています。

これらの品は、3代目となる現オーナーさんが海外から仕入れたものです。

実はオーナーさんは雑貨店を経営していた経験もあるとのこと。値札がついているものは販売もしています。

アカイトリのメニューは

アカイトリのメニューは

また、かき氷もあります。

アカイトリでランチを食べた

アカイトリで黒カレー・スープ付き(950円)をいただきます！

名物の黒カレーは、初代オーナーが終戦直後に進駐軍のコックからレシピを教わったそうです。

自家製のルーは、一晩じっくりとオープンで焼いて作られます。最初は甘いかと思いきや、後から辛さが追いかけてきます。

スープはだしの効いた味噌汁で、カレーにもよく合います。

オーナーさんのワンオペなので、忙しい時間帯は気長に待ちましょう。

ベトナムコーヒー(700円)はカップの上に載せた小さなアルミのフィルターでじっくりとドリップします。

カップの底には練乳が入っており、お好みの甘さまに溶かしていただきます。

春木屋・アカイトリの歴史

宇都宮の老舗である春木屋・アカイトリの現在に至る歴史もユニークです。

戦後すぐにオープンをさせた初代オーナーは宇都宮で初めてのアイスキャンデー屋を営むなど、なかなかの起業家だったそうです。初代のアイデアで、現在でも春木屋名物のジャンボ大福は生まれました。

2代目オーナーは東京オリンピック選手村のコックを経験しており、料理人としてアカイトリの味を支えてきました。

そして現在のオーナーである3代目は、時代に合わせてそのセンスでお店を進化をさせてきました。

なお、現オーナーのまとめた春木屋・アカイトリの詳しい歴史は公式ホームページから読むことができます。

これからも何代も続いてほしい、宇都宮の名店です。

春木屋・アカイトリの営業時間、定休日

春木屋・アカイトリのホームページ