毎年話題となる都道府県別の魅力度ランキングの2022年版が、10月8日(土)19時からの日本テレビ系列「世界一受けたい授業3時間SP」内で生放送にて発表され、栃木県は40位と昨年の41位からランクアップしました
都道府県別の魅力度ランキングとは
都道府県別の魅力度ランキングは、民間調査会社「株式会社ブランド総合研究所」が年1回実施している調査です。
1,000市区町村及び47都道府県を調査対象として、各地域名称の全国的な認知やイメージ形成、各行動意向等を明らかにする大規模消費者調査です。
2022年の都道府県魅力度ランキング表はこちら!
順位 | 都道府県 |
1位 | 北海道 |
2位 | 京都府 |
3位 | 沖縄県 |
4位 | 東京都 |
5位 | 大阪府 |
6位 | 神奈川県 |
7位 | 福岡県 |
8位 | 奈良県 |
9位 | 長崎県 |
10位 | 石川県 |
10位 | 長野県 |
12位 | 千葉県 |
13位 | 宮城県 |
14位 | 兵庫県 |
15位 | 静岡県 |
16位 | 鹿児島 |
17位 | 熊本県 |
18位 | 広島県 |
19位 | 青森県 |
20位 | 愛知県 |
21位 | 宮崎県 |
22位 | 三重県 |
23位 | 富山県 |
23位 | 秋田県 |
25位 | 新潟県 |
26位 | 和歌山 |
27位 | 山梨県 |
28位 | 山形県 |
29位 | 大分県 |
29位 | 高知県 |
31位 | 岩手県 |
32位 | 香川県 |
33位 | 岡山県 |
34位 | 福島県 |
34位 | 岐阜県 |
36位 | 愛媛県 |
37位 | 福井県 |
38位 | 滋賀県 |
39位 | 島根県 |
40位 | 栃木県 |
41位 | 徳島県 |
42位 | 鳥取県 |
42位 | 山口県 |
44位 | 群馬県 |
45位 | 埼玉県 |
46位 | 茨城県 |
47位 | 佐賀県 |
栃木は41位から40位へ上昇。栃木県と比較されやすい茨城県は46位、最下位は佐賀県でした。
「ブランド総合研究所」が怪しい!ビジネスモデルに疑問
2020年は調査結果を受け、栃木県・群馬県の両県知事は調査を行う「(株)ブランド総合研究所」の結果の妥当性を疑問視しています。
都道府県別魅力度ランキング調査で、最下位だった栃木県の福田富一知事が調査会社に乗り込み直談判。
今まで7年連続最下位だった茨城県をディスり過ぎだろ。 pic.twitter.com/OiDxyArLqo
— Mi2 (@mi2_yes) October 22, 2020
魅力度ランキング40位の群馬・山本知事「信頼性欠ける」妥当性検証へhttps://t.co/uC6mfM8jDS
「ランキングは県の魅力を反映していない」と批判。魅力度ランキング検証チームを庁内に設置。
隣接する栃木県が最下位となり、福田知事も不快感を示した。両県は今後、検証で連携する方針で一致
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 22, 2020
それを受け「(株)ブランド総合研究所」では2021年より以下の様に調査方法を変更しました。
- 都道府県版に関してはサンプル数を約1,000人に増加
- 学術経験者などの有識者4名からなる委員会を設置
- 新たに地域イメージなどの項目を設ける
- 魅力度ランキング以外の様々な指標にも着目されるような結果発表の方法を行う
そもそも、(株)ブランド総合研究所は、自らブランド下位とした市町村に対して知名度アップの手法をコンサルタントを行うというビジネスモデルであり、そのマッチポンプ的な手法で疑問視されています。
「茨城また魅力度最下位…台風被害もなぜ発表」。しかし、ブランド総合研究所の田中社長は、何なの?何のフォローにもなっていない。↓
「(最下位でも)イメージは決して悪くならず、注目、応援してもらえるということで、プラスになるという視点をぜひ感じていただければ」 https://t.co/Ek634nD1VT
— 堀義人 (@YoshitoHori) October 19, 2019
こんなくだらない順位をマスコミが真面目に発表して、自治体が一喜一憂するなんて。調査しているのはブランド総合研究所?! この怪しい会社のことこそ調査すべき。#魅力度ランキング pic.twitter.com/W3QuQAnuKO
— 今日も日本晴れ (@ayumun31) October 14, 2020